職業としてみた農業の特徴

4_働き方改革

農業界で働く上での課題や可能性を知り、これから働いていくにあたって必要な知識と心構えを学びます。農業の仕事の多様性・特異性を学ぶだけでなく、近年普及が広まっている働き方改革も実例とともに学んでいきます。

職業としてみた農業の特徴とは?

視聴者の皆さまの中には、農業はキツイ・大変というイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。この章では農業という仕事の特徴や、農業界で取り組まれているさまざまな働き方改革をご紹介します。

講師:ファームサイド株式会社 代表取締役 佐川 友彦

ファームサイド株式会社 代表取締役 佐川 友彦

講師プロフィール

東京大学農学部、同修士卒。外資メーカーDuPont社の研究開発職を経て、2014年9月より阿部梨園に参画。阿部梨園では代表阿部の右腕業を務める。生産に携わらず、農家が苦手とする経営管理、企画、経理会計、人事労務など、経営に関するオフィス機能を担当。さらにブランディングや広報、販売など営業面も担っている。小規模ながらスマート経営と、直売率99%超を達成した。阿部梨園の改善実例300件を公開するクラウドファンディングを実施し、300人以上から約450万円の支援を集めて話題を呼んだ。その成果はオンラインメディア「阿部梨園の知恵袋|農家の小さな改善実例300」として無料公開されている。その後、ファームサイド株式会社を起業。講演活動や経営コンサルティングで全国各地を周り、農家の経営体質改善を旗振りしている。2020年9月、ダイヤモンド社より『東大卒、農家の右腕になる。小さな経営改善ノウハウ100』を出版。

講師からのメッセージ

農業は長い歴史によって培われた、日本の食や田畑を守る必要不可欠な職業ですが、これからの可能性に満ちあふれています。まだまだ未着手の課題も多いですが、みなさんの創意工夫次第で、やりがいを感じながら望むような働き方を実現することも可能です。私自身、大企業の将来が保証された仕事に従事していた頃よりも、農業の現場に飛び込んでからのほうが充実した毎日をすごせています。皆さんの得意なことや個性、情熱を持ち込んでもらえれば、それだけ農業界は変わります。農業を通して自分に磨きをかけ、自らの道を拓くプロになってください。現場で待っています。

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