農業の働き方の多様性

4_働き方改革

農業界で働く上での課題や可能性を知り、これから働いていくにあたって必要な知識と心構えを学びます。農業の仕事の多様性・特異性を学ぶだけでなく、近年普及が広まっている働き方改革も実例とともに学んでいきます。

農業の働き方の多様性とは?

この章では、農業界において働き方改革が必要な理由や農業だからこそ実現できる多様な働き方について、農業の仕事の特異性や課題から紐解いていきます。農業界における働き方の新たな可能性を学んでいきましょう。

講師:橋本將詞社会保険労務士事務所/ 就農・離農コンサルティング株式会社 取締役/ 有限責任事業組合 アグリサクセション 組合員 橋本 將詞

橋本將詞社会保険労務士事務所/ 就農・離農コンサルティング株式会社 取締役/ 有限責任事業組合 アグリサクセション 組合員 橋本 將詞

講師プロフィール

近畿大学法学部卒業。地元である京都市南区上鳥羽地域の野菜集荷業を継承する。 集荷業を営みながら、これからの農業経営には後継者育成、労働環境の整備が必要との考え方から、平成13年に社会保険労務士事務所を開業。平成23年には農作業中の事故に関する補償として農業者の労災加入を促進するため、地元生産者を募り、特定農作業従事者団体「京都農業有志の会」を設立。現在は、農業に特化した社労士事務所として、全国各地で公演、農業者からの相談に応じる。全国農業新聞に、労務管理に関する記事を執筆中。また、集荷人、GAP指導員、原田公認会計士が代表の(株)就農離農コンサルティング役員として、労務の範囲を超えて、農業支援に尽力している。

講師からのメッセージ

「地の豆」、私の母はいつも「地の豆はやっぱりおいしい」といいます。母は、5月の短期間に旬を迎えるえんどう豆が大好きです。しかも、どの産地のえんどう豆よりも、「地元でとれるえんどう豆」が。恐らく、子どもの頃から慣れ親しんだ土地の味がそう言わせるのだと思います。その味は大人になっても忘れません。これから皆さんが目指させる農業は、子どもたちに地元の味を伝えるだけではなく、将来の大人に故郷を思い出させ、人を呼び込み、その地域を発展させる産業です。  農作業は1年に1回の経験が基本。無意識に階段を上るよりも、太ももに意識を集中させるほうが筋肉となります。毎日の作業、学びをしっかりと自らの筋肉として、地域の力になられることを願っております。

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