農業経営における働き方改革② 堀口製茶

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農業界で働く上での課題や可能性を知り、これから働いていくにあたって必要な知識と心構えを学びます。農業の仕事の多様性・特異性を学ぶだけでなく、近年普及が広まっている働き方改革も実例とともに学んでいきます。

農業経営における働き方改革② 堀口製茶とは?

この章では「鹿児島堀口製茶有限会社」での働き方改革をご紹介します。収穫や草刈りにおける機械導入、生育管理や情報共有におけるクラウド活用など、スマート農業が働き方にどのように役立っているのか見ていきましょう。

講師:株式会社和香園 代表取締役社長/ 鹿児島堀口製茶有限会社 代表取締役副社長 堀口 大輔

株式会社和香園 代表取締役社長/ 鹿児島堀口製茶有限会社 代表取締役副社長	堀口 大輔

講師プロフィール

1982年鹿児島県志布志市生まれ。明治大学経営学部卒業後、伊藤園に入社。 (宮崎県とオーストラリアで年間を通じて茶の現地指導) 2010年、鹿児島堀口製茶/和香園入社。 2016年に、日本茶の消費の落ち込みを実感しながらも自社茶園の可能性を信じ「お茶×健康」 をコンセプトに新ブランド「TEAET(ティーエット)」を開発。農家レストラン茶音の蔵も運営し、子どもからお年寄りまで、それぞれのライフタイムに寄り添うお茶を提案している。鹿児島堀口製茶では、オーガニック/IPM栽培を始め、世界10か国以上の残留農薬基準をクリアしたお茶作りで「平成30年 輸出に取り組む優良事業者表彰」で農林水産大臣賞を受賞。スマート農業と IPM栽培を組み合わせたスマートIPMを提案。 地元創生アグリプレナーとして「大隅半島を盛り上げる」をテーマに地元活性化に力を入れている。

講師からのメッセージ

あらゆる産業のなかで、農業に興味を持ち、勉強されている皆さんがいることに、非常に心強さを覚えております。また、農業と一括りにしても、私どものお茶を含めてさまざまな農業のカタチがあるかと思います。一方で、農業経営という点では共通する部分も多いはずです。これからの時代の農業は、農業経営をするにあたり、必要な情報をデジタル化して活用できる時代になってきます。つまり、農業経営がしやすい時代がくるともいえます。ぜひ、皆さんも失敗することを恐れずに新しい農業に積極的に取り組んで頂き、日本の農業を一緒に盛り上げていきましょう。

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