1_プロローグ
各地で活躍する農業経営者を紹介。本講座で経営に関するテーマを学ぶに先立ち、多様な農業のかたちを知るとともに、農業界でのキャリアの考え方、農業経営する上でなにが重要かを考えます。
農業界の魅力② 大好きなバラで起業。若き女性農業経営者の挑戦とは?
埼玉県深谷市で無農薬で食べられるバラの生産を行っている「ROSE LABO株式会社」を取り上げます。20代で起業している経営者の田中さんから、経営開始時における失敗や、起業3年目で年商1億円を達成した秘訣をお伝えします。
講師:ROSE LABO株式会社 代表取締役社長 田中 綾華
講師プロフィール
1993年生まれ、東京都出身。大学を2年次に中退後、大阪の食用バラ農家にて修業。2015年に独立し「"食べられるバラ"を通して世界中の女性を美しく、健康に、幸せに」を理念にROSE LABO株式会社を設立。"食べられるバラ"の栽培、バラを配合した加工食品や化粧品などの商品開発、販売を行なう「6次産業」の農家として、講義、セミナー、農業コンサルティングなども行っている。2019年「マイナビ農業アワード」などで最優秀賞を受賞。
講師からのメッセージ
これからの農業の可能性はまだまだあるなと体感しています。一次産業は、とても自由だからこそ、自分が頑張れば、頑張った分だけ伸びしろがあるのが特徴だと思います。だからこそ常に私自身も志を高く持ち、かつ泥臭いことが、経営者としてすごく大切だなと思っているので、そうしたマインドは農業だからこそ培われてきたものかなと思います。20歳で大学を辞めたタイミングから農業の勉強をし始めたのですが、私よりもっと前に勉強されている方はもっと成長が早いのではないかなと思うので、一緒に農業を盛り上げていけたらいいなと思っています。