農業界の魅力③ ソーラーシェアリングで持続可能な農業を目指す

1_プロローグ

各地で活躍する農業経営者を紹介。本講座で経営に関するテーマを学ぶに先立ち、多様な農業のかたちを知るとともに、農業界でのキャリアの考え方、農業経営する上でなにが重要かを考えます。

農業界の魅力③ ソーラーシェアリングで持続可能な農業を目指すとは?

太陽光発電と農業を組み合わせたソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)が注目を集めています。千葉県千葉市で「千葉エコ・エネルギー株式会社」を経営する馬上さんから、農業と太陽光発電を組み合わせるメリットや事業の収益構造、ソーラーシェアリングの可能性を学びます。

講師:千葉エコ・エネルギー株式会社 代表取締役 馬上 丈司

千葉エコ・エネルギー株式会社 代表取締役 馬上 丈司

講師プロフィール

1983年生まれ。千葉エコ・エネルギー株式会社 代表取締役。株式会社FARMIGO 取締役。 一般社団法人ソーラーシェアリング推進連盟代表理事。千葉大学人文社会科学研究科公共研究専攻博士後期課程修了。博士(公共学)。専門はエネルギー政策、公共政策、地域政策。2012年10月に大学発ベンチャーとして千葉エコ・エネルギー株式会社を設立し、各地で自然エネルギーによる地域活性化事業に携わっている。

講師からのメッセージ

農業に関わってみて、生活のあり方が変わるなと思っています。自然とともにあるということや、一方でエネルギーの問題もふくめ、これからスマートアグリやアグリテックが入ってくると、農業はむしろ最先端産業の1つになってくると思います。 皆さんにぜひ意識をしていただきたいのは、10年後の農業がどういった技術によって動いていくものなのか。何より事業として、製造業と同様に常に数字(収益)がシビアに問われます。できれば学生のうちに自分で1つビジネスをやってみて、「あ、これが農業にもつながるかな」という経験をしてみたり、飲食店などの現場に入ってみて、農産物が食べる側にどう受け止められているか、それに対して生産者としてどう応えるかというところを、ぜひ意識をしてみてください。農業はこれから可能性もあるし、儲かるし楽しいし生きがいがある産業だと思うので、ぜひ皆さんも農業に一歩を踏み出してみてください。

動画を見る

講座一覧に戻る